すずき(鱸)

スズキ

 スズキ目スズキ科スズキ属の魚です。体長70〜90cmくらいの大きさの沿岸魚で、日本全域や台湾、朝鮮半島沿岸に分布し海水と淡水の両方を行き来する魚です。
夏の魚の代表格で鯛と並ぶ良質の高級白身魚です。東京では両国の川開きの時期に値が高くなると言われています。古事記や平家物語などにもその名が出てくるほど古くから日本人になじみ深い魚です。食材としても旨味のあるあっさりした味を生かして和食から洋食まで用途の広い魚です。

 

出世魚です。

ぶり同様成長に伴い呼び名の変わる出世魚です。体長5cm位の幼魚を『こっぱ』、25cm位までの一年魚『せいご』、50〜60cmまでの2,3年魚を東京では『ふっこ』関西では『はね』、60cm以上のものを『スズキ』と呼びます。
魚選びの目安 目に濁りがなく透明で輝いているもの、体に厚みがあり肥って大きいもの、特に尾の付け根のふっくらとしているもの程新鮮で良品と言われているようです。
栄養面から ビタミンAとビタミンDが豊富に含まれています。脂質含有量が多くないので、あっさりしていて軟らかい消化の良い魚です。
おいしい食べ方 鮮度の良いものは刺身、中でも活け締めしたものなどは『あらい』が季節感やスズキの身質から言っても特におすすめです。(レシピ1参照)

又、島根県松江の『スズキの奉書焼』が有名なように焼き物、蒸し物、椀種、ムニエルなど和風・洋風・中華を問わず幅広く活用できます

レシピ1
スズキのあらい
(2人分)
材料
スズキ(上身) 120〜150g
きゅうり 中1/2本
大葉 4枚
みょうが 1個

@

スズキは皮をひき細作りにします。

A

大きめのボールに氷と水を入れ@のスズキを入れたら目の荒いざるなどで蓋をして、その上からボールの中の氷と魚が勢いよく回る位水道水を流します。

B

スズキの身がちぢれて反り返ったらざるに取り水気を切り、さらに乾いた布やクッキングペーパーで水気を取ります。

C

きゅうりはかつらむきにした後千切りにしておきます。大葉2枚とみょうが1個も千切りにし、それらを水にさらした後水気を切っておきます。

D

さらに氷を敷きその上に飾り用の大葉2枚を乗せ、スズキと野菜を盛付けます。

E

わさび醤油やレモンを絞った醤油などでさっぱりと季節感も一緒に召し上がって下さい。

*

「あらい」には活締めのスズキを使いますので、あらかじめ小売店または魚屋さんに相談してみてください。

*

1尾分を頼んで三枚におろしてもらい半身を「あらい」、あとはムニエルにしたり色々な料理に利用するのも良いでしょう。
レシピ2
スズキの塩焼きドレッシング掛け(4人分)
材料
スズキ 4切 ドレッシング
貝割れ大根 1パック  りんご酢 大4
パプリカ赤 1/2個  サラダ油 大4
(赤ピーマン)  塩 少々
レモンくし型で 1/6個  こしょう 少々

 

@ スズキに塩を振り30分程置いて余分な水分を抜きます。
* ペーパータオルなどで軽く押さえると良いでしょう。
A 貝割れ大根は根を切りよく洗って2つに切ります。
B パプリカは5mm角位に切っておきます。
C レモンはくし型1/6個を更に2つに切り、皮ごと薄切りにします。
* 皮ごと食べますので良く洗ってください。出来ればワックスがけをしていない国産レモンをおすすめします。
D @のスズキにハーブ入りの塩を振り、できれば遠火の強火で焼いて下さい。グリルで焼いても結構です。
* ハーブ入りの塩は市販されていますが、なければ普通の塩でも格好です。
E スズキが焼きあがる前にABCをドレッシングであえておきます。
F スズキが焼きあがりましたらお皿の中央にのせ、Eの野菜とドレッシングをスズキに盛り付け召し上がって下さい。

 

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