さんま(秋刀魚)

  ダツ目トビウオ亜目サンマ科に属する魚です。秋の季語にもなっているさんまは大衆魚の代表として昔から親しまれている魚です。体は細長く側扁し、下あごが突き出た受け口で体長は40cmほどになります。冷水性の表層性群遊回遊魚で、北太平洋全域に生息し日本海では千島列島から沖縄付近まで分布しています。
 例年、東京付近では8月初旬から店頭で見かけますが、今年は7月初旬から北海道産の新物が出回っています。この時期都心で一尾300円前後で売られています。今年は豊漁で昨年の倍ほどの漁獲量となっており、卸値も昨年の半値だそうです。
 旬の時期には少々早いですが、今年は特に季節の風味を味わえそうです。

 

さんまは回遊性の一年魚です。

さんまは外洋に生息する表層魚で季節的に大きな回遊をします。太平洋のさんまは春から夏にかけて黒潮に乗って北上し、えさのプランクトンが豊富な親潮水域に入りぐんぐん成長し、7〜8月に北海道に出現し8月下旬から三陸沖へ南下し、11月には常磐から銚子沖へ移動します。
その後伊豆諸島から四国沖で産卵と、黒潮域と親潮域を往復し一年でその生涯を終える一年魚です。
  • 近年漁獲の時期が早くなる傾向があり、早めに店頭に並ぶようになりましたが、出始めのさんまの脂ののりがいまいちでもぐんぐん美味しくなる可能性がある魚ですのであきらめないで何度か試してください。
良品の見分け方
  • 身の締りが良く、表面に光沢のあるもの。
  • 腹の部分がだれておらず、ふとってしっかりしているもの。
  • 口先と尾のつけ根が黄色くなっているものが脂ののりが良いと言われる。
  • 背中の青みと全体の銀白色が鮮明なもの。
  • できれば30cm以上で体の幅のある大型のものを選びたいものです。
栄養面から さんまの脂は旬の時期で20%を越えることもあるようですが、この脂肪は不飽和脂肪酸で脳細胞を活性化すると言われています。又、貧血予防や更年期障害の諸症状に効果のあるビタミンB12、日本人に不足しがちなカルシウム、カルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含んでいます
代表的な料理
  • 何といっても塩焼きが一番です。
  • 他に蒲焼、煮付け、唐揚げ、刺身などがあります。
  • 和歌山では、『さんまずし』という押しずしがあるようです。
美味しい塩焼きは…
  • 焼く前に粗塩をふることです。
  • たっぷりな大根おろしとすだちを忘れずに。
  • さんまの塩焼きの美味しさは内蔵にあると言われています。苦味とうまみのまじりあった味を是非お試し下さい。

レシピ1

さんまのしそ巻揚げ」

(4人分)

材料

さんま 2尾

つけ汁

大葉 4枚 醤油 大2
梅干し 2個 大3
ししとう 6本 生姜汁 小1

 

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さんまの頭をとり、内臓を取り出して三枚におろし、小骨を取っておきます。

A 三枚におろしたさんまを醤油、油、生姜汁に10分程つけておきます。
B

大葉は1枚を半分に、梅干しは種をとって半分にしておきます。

C

さんまの水分をペーパータオルで軽くふき取り、縦に置いて大葉をのせ端に梅干しを置き、くるくると巻いて楊枝で止めておきます。

D 片栗粉をまぶして170℃〜180℃の油で揚げて下さい。
E 素揚げしたししとうを添えて盛付けて下さい。

 

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