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サケ目アユ科に属する魚です。サケ科の特徴である背びれを持ち、体は細長く側偏し、体色は背側が黄黒色、腹側は銀白色で胸びれの上のほうに黄色の斑点がある日本の代表的な淡水魚です。姿、味、香りの良いところから「川魚の王様」と言われます。北海道中部以南から屋久島までの日本各地に分布し、韓国、台湾、中国南部にも見られます。近年天然物の漁獲量はごくわずかで、一般的に出回っているものはほとんどが養殖物です。香りが良いので「香魚」、一年で一生を終えるので「年魚」とも呼ばれます。
鮎は晩秋に河口付近で生れ、そのまま海に下って越冬します。翌春に「稚あゆ」として川を上り、昆虫等を食べて成長し「若あゆ」となり夏になると川の中流で一匹づつ縄張りを'持ち、珪藻や水苔を食べるようになり、川藻の香りが身に移って「香魚」と言われる独特の香りを持つようになります。
秋になり子をはらみ体色がやや赤味を帯びて来ると「錆(子持)あゆ」として川を下りながら産卵を始め、河口まで産卵を続けます。産卵をすませ、海に下って行く「落ちあゆ」となって一生を終えます。最近は養殖の技術が確立され、一般の小売店でも販売されているようです。
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