土用の丑

土用(どよう)は、古代中国の暦法である陰陽五行説からきているもので、暦の上での季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬前の18日間を言いますが、現在は立秋前の土用は土用波などの言葉として残っていますが、ほとんど現在は使われなくなっているようです。
 暑さの厳しい時期なので、古来より夏負けをしないよう栄養を補う様々なものが食べられてきました。食べると力が出るといわれている土用餅などが代表的なものです。
 また、「丑の日」には同じ「う」のつく食べ物で暑気あたりを避けるという意味で卯の花、梅干し、瓜などを、牛の方角の守護神と同じ色の黒いものをと言う意味で、うなぎ、ふな、どじょう、こい、しじみなどを食べる習慣があります。
 中でも「うなぎ」は召し上がる方が特に多いと思いますが、土用の丑の日にうなぎを食べると言う習慣は、江戸時代の蘭学者であり発明家でもある平賀源内が鰻屋の宣伝の為に考え出したもので、「本日土用の丑の日」と看板に書いたものが始まりといわれています。
 ただ、うなぎは万葉集にも夏痩せにはうなぎと読まれていますので、奈良時代から食べられていたようです。

*今年(平成14年)の土用の丑の日は、7月20日と8月1日(二の丑)です。

 

<その15>「おなぎ飯」(香川県)

うなぎを使った郷土料理は、鰻の蒲焼の頭を使った大阪の半助どうふ、岡山、宮崎の鰻茶漬などがありますが、今回は香川県のおなぎ飯をご紹介致します。

材料

(ご飯1合分)

うなぎの白焼き 1串

150ml
ごぼう 1/2本 みりん 50ml
山椒の粉 少々 醤油 大2
  1. ごぼうは皮をむいてからさきがきにして、水につけてあくを抜いておきます。
    *お水が茶色になりましたら、何回かとりかえてください。
  2. うなぎの白焼きは、1cm位の幅に切っておきます。
  3. 鍋にとごぼうを入れ、ひと煮たちしたら弱火にして、15分程煮ます。
  4. そのあと、うなぎを入れて、5分程弱火で煮て下さい。
    *こげないように時々みて下さい。
  5. ご飯が炊き上がったら、Cを入れて混ぜ合わせむらしておきます。
  6. お茶碗に盛り付け、お好みで山椒をかけて召し上がって下さい。

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