半夏生(はんげしょう)

半夏生とは夏至から数えて11日目にあたる日のことで、今年は7月2日になります。農家では半夏生までに田植えを終わっていないと半作になるといって一生懸命植えますので、この日は田植え休みの日でもあります。
この半夏生の日に各地で慣習として必ず食べるものがありますので、いくつかご紹介致します。
関西の農家では「たこ」を食べます。たこは良く吸い付くことから植え付けた苗がたこの足のように根を張って土に吸い付くようにとの願いからです。
福井の農家では「浜焼きさば」を一人一本づつ食べて農作業の労を癒します。
香川県では新麦の粉を使った半夏うどん半夏だんごを頂きます。
この様に各地にいろいろな風習があるようですが、今回は大阪の生節(生利節)をそぼろにした押しずしをご紹介します。

 

<その9>「生節の押しずし」(大阪)

材料

(4人分)

生節のそぼろ

生節(生利節)

300g

すし飯

お米

3c

3 1/2c

A

出し汁

100cc

大3

合わせ酢

米酢

大5

みりん

大2

砂糖

大4

醤油

大4

小1

砂糖

大2

1個

生姜汁

大1

きぬさや

15本

紅生姜

生節のそぼろ

  1. 生節は皮、骨、血合を取り除き、手で細くほぐします。

  2. 鍋にAを入れ、ひと煮立ちしましたらほぐした生節を入れます。

  3. 生姜汁を入れ、焦げつかない様にしゃもじでかき混ぜながら汁気がなくなるまで炒り、そぼろ状にして下さい。

  4. そぼろ状になりましたら、よく冷ましておいて下さい。

  5. 卵は薄焼きにし、5cm位に切ってから細切りにして下さい。

  6. きぬさやはさっとゆで、細切りにして下さい。

  7. 紅生姜は細切りにして下さい。

 すし飯

  1. 合わせ酢はボールに入れ、よくかき混ぜて下さい。

  2. ご飯が炊き上がりましたら飯台にあけ、合わせ酢を全体にゆきわたるようにかけて下さい。

  3. 酢をかけましたらご飯をしゃもじで切るようにまぜうちわで人肌程度のなるまであおいで下さい。

 押しずし

  1. まな板の上にラップを敷き、物相(梅や紅葉、扇面などの型)を置き、すし飯、そぼろ、すし飯、そぼろと重ねて詰めてゆきます。

  2. 一番上を錦糸玉子、きぬさや、紅生姜で飾り押し棒で上からギュッと押します。

  3. 押したあと軽く押しながら、物相を上に引き抜きます。

  4. お皿に笹や葉蘭などの緑の葉を敷き、押しずしを上にのせて出来上がりです。そぼろは作り置きが出来ますので便利です。一度お試し下さい。

郷土料理のコーナーのご感想をお待ちしております。

ホームに戻る